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【大学入試改革の英語検定試験】現状とまとめ

更新日:2018年10月25日
大学入試試験のイメージ写真

こんにちは。
セブ島留学サポートセンターの永井です。

【大学入学試験に民間企業の行う英語検定試験が導入される】というニュースが流れてきたので、TOEFLのまとめのブログを書こうと思いましたが、その前に、そもそも大学入試改革(大学受験改革)ってなんだろう?と疑問に思っている方に向けて、英語試験の情報を簡単にまとめてみました。

大学入試改革で英語試験はどう変わる?

迷走を続ける日本の英語教育ですが、2018年3月に新たな大学入試改革の決定が下されました。それは2つの大きな決定です。その1つ目は、スピーキングとライティングを試験として導入すること。2つ目は、その評価を外部の民間業者に委託するという事でした。簡単に言えば、TOEFLやIELTSなどのスコアが入試の判断材料になると決まったのです。

試験名 テスト主催者
【ケンブリッジ英語検定】 Cambridge Assessment English
(ケンブリッジ大学英語検定機構)
【TOEFL iBT】 Educational Testing Service
【TOEIC】※Speaking & Writingを含む4科目 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
【GTEC】 株式会社ベネッセコーポレーション
【TEAP】 公益財団法人日本英語検定協会
【TEAP CBT】 公益財団法人日本英語検定協会
【英検】実用英語検定 公益財団法人日本英語検定協会
【IELTS アカデミック・モジュール】 British Council

※ただし、高校2年生までのスコアは不採用。高校3年生時になってから2回受け、その良い方のスコアを採用。

しかし実はこの話、この後こじれます。日本最高の教育機関である東京大学が「民間業者の評価は絶対ではない」と公言してしまったのです。つまり、高校の成績や内申点などの一定の英語力があれば、他の評価基準を認めるという内容です。

天下の東京大学がそんなことを言ってしまったら・・・他の大学も右へ倣えになってしまう可能性も出てきます。なので、この大学入試改革については、今後も注意が必要です。

詳しくお知りになりたい方はこちらの文部省の発表をご確認ください⇒

ニュースはこちら⇒東大の答申に他大衝撃 英語民間試験の活用、結論遅れる

現状の大学入試の英語試験はどうなってるの?

AO入試の志願表(入学願書)の写真

ちなみに大学受験の英語については、一般的には今まで通りの試験が行われています。詳しく知りたければ、過去の大学入試試験を手に入れましょう。本屋さんで【赤本】と言われる大学の過去問題集が販売されていますので、そちらに試験内容が載っています。もちろん誰でも見ることができますよ。

しかし、現状では英語を得意とする学生、または英語を中心に学習したい学生に向けては、私立の大学の多くで【推薦入試】又は【AO入試】を積極的に採用している学校が少なくありません。特に、英語に特化した学部では、ほぼ間違いなく【AO入試】が行われており、その基準もほぼ同じように決まっています。まず最初にTOEICのスコアが600点~700点あること。次に面接でスピーキングができる事。この2点です。、とにかく面接で高い英会話力が求められますので、スピーキングが出来ない生徒の合格は難しいかと思います。

しかし、なぜこの「TOEICと面接試験の組み合わせ」が現在の日本の大学の推薦入試に採用されているのでしょうか?その理由を簡単に考えてみました。

1.社会人の英語試験と言えばTOEICだから

過去に楽天やユニクロなどで、管理職はTOEICスコアが700点以上が必須とルールがつくられたことがありました。このように、社会人の英語力に関しては、まだまだTOEICスコアが採用されています。

ちなみに日本の総合商社と言われる大手企業では、今までは入社後に1年間の海外留学研修が行われます。つまり、スピーキングなどは会社負担で学習させてくれていたのです。このシステムが機能していたからこそ、日本の大学ではTOEICのリスニング&リーディングの選抜だけで良かったのです。地頭の良い生徒さえ集めることが出来れば、あとは会社が研修を引き受けていました。

しかし、今の日本経済や国際化の流れの中で、日本企業が社員研修などに投資できる時間が減ってきた。または雇用の流動性により、お金をかけて研修を施してもいい人材が流失してしまう。これらの理由で、企業側が大学に完成度の高い英語教育を期待し、即戦力のある人材を求めているのです。

2.TOEICの試験の方が金銭的には公平だから

これには大きな理由があります。TOEICの試験は比較的簡単に受けることができます。それに対して、TOEFLやIELTS等のその他の試験を地方の学生が受験することは難しいです。もしTOEFLやIELTS等の試験が大学入試に必要になった場合、地方の高校生は試験を受けるために都会に出てこなければいけません。日程が合わなければ東京や大阪まで移動しなくては・・・・となると、交通費だけでなく宿泊費などの更なる出費が必要になり、家庭の裕福差が、そのまま教育格差に繋がりかねません。

また、その試験費用もバカになりません。TOEFLの場合は2018年10月時点では$235です。もし$1=115円だとすると、1回の試験費用は27,025円です。2回受ければ54,050円。それに対してTOEICは5,725円 (税込)です。TOEICは明らかに家計にも優しい受験方法と言えます。

3.TOEICテストは採点官の育成が不要だから

これは個人的な主観ですが、日本の英語教師の育成は遅れていると思います。英語講師の中にはペーパーテストの方が自信がある人や、自分が留学経験があるだけで英語講師になってしまった人。そして、高齢の講師の中には、英語講師の数が足りない時期にどさくさに紛れて英語講師になってしまった人が少なくありません。(←日本人の英語嫌いの元凶)

なので、しっかりと生徒の英語力を判定できる試験官が足りないのは間違いありません。とはいえ、最近の大学の経営事情などを見ていると、大学側も試験官の育成に時間とコストをかけらない様々な理由があるのでしょう。

以上の事が、TOEICスコアで足切りをし、スコア上位者だけ面接するという現状のシステムが出来上がった理由だと考えられます。

今後の大学入試改革の予測

では、今後いったいどうなるのか?

これに関してはまだまだハッキリとしたことは言えませんが、時代の流れとしてスピーキングとライティングの試験が導入されることは、ほぼ間違いないでしょう。しかし、民間の試験を大学受験として採用するかどうかについては、まだまだ予断を許せないと思います。

ただ、学校の最前線で生徒を指導しているのモチベーションが高い先生たちの話を聞くと、「改革が思ったほど進んでいない」とおっしゃっていました。数年前から立派な方向性が定まっているものの・・・日本のお役所的と言いますか、どこか骨抜きになってしまっているようです。そういうこともあり、基本的には今のままの入試制度がゆるーく、そのまま続くのではないか・・・と思われます。

まとめ:私たちにできる事

いかがでしたでしょうか?駆け足で、なおかつ簡単に大学入試改革についてまとめてみました。

で、我々はどうするべきか?を考えると2つの大事なことがあると思います。それは大学入試改革がいつ本格的に動き出してもいいように、スピーキングとライティングのスキルアップを準備しておくこと。そしてもう一つは、そもそも論になりますが、「子供が英語を楽しく勉強できる環境をつくる」この一言に尽きると思います。やっぱり興味を持って子供が勉強してくれた時は、成果が圧倒的に違います。

また、スピーキングとライティングをしっかりと学ぶことについては、学習方法の選び方がとても大切です。当社はセブ島留学・フィリピン留学の代理店ですが、しっかりと英語を学習するためには、留学だってしっかりと選ばなければなりません。オーストラリアやカナダに行けば、誰でもテストの成績が上がるわけではありません。これは本当です。

お子さんにしっかりとした英語教育をと考えてらっしゃるのであれば、インターネットの情報や広告を鵜呑みにしないで、ご自分でしっかりと考えて、担当者と話をしてみましょう。また、語学留学も、自分たちの都合にあった2~3日だけ留学するのではなく、しっかりと期間を定め、数週間、理想は数カ月単位で留学することがおすすめです。

 

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